オキナワウラジロガシの鉢植え作り 発芽編
ひとしきりどんぐりを並べ、積み上げ、匂いを嗅ぎ、手の中でにぎにぎした後に断腸の思いで土に植えた。
どんぐりの機能は、木から受け継いだ遺伝子をもって別の場所で発芽することだろう。
キーホルダーにしたり、イヤリングにしたりも悪くは無いが、やはり発芽能力があるどんぐりには発芽させてあげたい。しかし手元にも少し置きたい。
そういう感じで、7割を鉢植えに、3割を冷凍後瓶詰めにして保存することにした。
12月の大阪は寒すぎるため、使っていない和室に防水シートと皿を敷き、その上にプランターを設置する。さらに保温も兼ねて白熱電球で照らし、霧吹きで水を毎日あげていると…
芽がでた。
最初から根っこが出ていたやつの発芽が一番早かった。(当たり前だが)
生え際はこんな感じで、くにょっとなっているのが根っこ、さらに同じ場所から一直線に上へ芽が伸びていく。
続々と発芽して、となりのトトロのメイちゃんの気持ちは完全にわかった。
どんぐりへのワクワク感は、やはりこの時の為にあるんだろう。
しかしこの数を正直全員面倒を見られるか不安になる。
他の地域で採集したどんぐりを野に放つと、遺伝子が撹乱されるため非常によろしく無い。
持ち帰って発芽させる限りは、面倒を見続けるしか無いのだ。
葉っぱの先端はこんな感じ。
白熱灯も照らしたが、やはり自然光が当たりやすいところほど成長が早かった。
なんかめきめきと大きくなって行きます。
大丈夫かこれ…植え替えは春を予定していましたが、それまでにプランター内で根っこがからまりそう。
植えて2ヶ月弱でこんな感じ。
後から発芽したやつに光が当たりづらくなったので、適宜両脇からも光を当ててみる。
3月の植え替え直前
大量のどんぐり苗木が得られました…
オキナワウラジロガシの苗木は通販だと数千円するようです。売りはしないですが…
これらを鉢植えにして、どんぐりが結実するまで育てられるでしょうか。
数十年かかるかもしれませんね。
子供、孫に引き継いで育ててもらえるといいんですが。
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