ベランダの緑化が止まらない
猛暑、台風も過ぎ去ってベランダの植物達も一息ついた様子。
朝晩の気温もめっきり秋めいて、そろそろ紅葉に向けて勢いも鈍りそうなので写真を残してみた。
秋田どんぐり1号は、酷暑と風でだいぶ葉っぱが傷んでいる。
ベランダは風が強く、乾燥しがちでどうにも傷みやすい。
台風の時に南側に移動して、調子が良くなったのか今更脇から新しい枝が出てきた。
このまま何とか紅葉までもってほしい。
沖縄本島ガジュマルの1号、3号。嫁が職場の旅行で拾いまくった実から種を採取し、今ではここまで成長した。
3号はもともと1号の枝を剪定し、適当に水にぶっ刺したところ根っこが出た。
ただでは死なないガジュマルの生命力。
1号は昨年冬まで順調な成長を遂げていたが、冬場に温室がわりにとビニール袋をかぶせたところ一気に枯れてしまった。今年は6月ごろに根っこから新芽が出て、振り出しに戻った状態。
温室は日当たりによってはサウナ化したり極端に乾燥するため難しいらしい。
今年はもう絶対かぶせない、ビニール。
沖縄の植物たち。サンゴアブラギリもまあまあ育ってきた。
幹はこんな感じで、一瞬多肉植物っぽい。
もう少し大きくなるかと思ったが、ひょうたんグリーンカーテンの陰に隠れていたせいか成長は今ひとつ。
冬場は室内に入れようと思う。
春待ちの発芽ポッドたち。
サガリバナが露出してしまっていたので土をかけた。
カショウクズはカヤックツアーのガイドさんに頂いたもの。
大阪の冬を乗り切れるだろうか…藁かなんかかけてあげた方が良いのか。
マツコさん。4本まとめて一つの鉢植えで生育中。
多分金剛山あたりで拾った松ぼっくりから採取したもの。1年でだいぶ伸びた。
昨年、嫁はダイオウマツのぼっくりを狙っている時期があり、危うくお寺の私有地に侵入しかけるほどだった。その時ぼっくり欲を満たすため、拾いまくったうちの一つと思われる。
ダイオウマツのぼっくり本当に立派で、採集は今年もチャレンジしたい。
サガリバナたち。
最大のものは120cmほどまでのびただろうか。
幹の太さは5年もののどんぐりより太く、南国植物の成長力の速さ、根性みたいなものを感じさせる。
やはり植え替えすると大きくなりやすい傾向はある。
沖縄出身だが、一つは先日の台風で葉っぱが結構やぶれてしまった。小石かなんかが当たったのだろうか。
こいつらも室内に取り込む…のか?場所やら虫やらは大丈夫だろうか?
嫁は自信満々で、サガリバナに合う寸法の棚を考えていた。
アダン。
ちくちくして痛いだけで、しかも実は食べられない。(ヤシガニは食べる)
しかし謎の発芽率・生存率で、種もよく入手できるため、我が家のベランダの隙間を席巻している。
西表島の人にアダンも育てていると言ったら苦笑いされた。
ツルアダンというやつは割と珍しいらしい。
おかんが2年前に北海道で拾ってきたどんぐり。が発芽したもの。
どんぐりの話をしたらどうも気になったらしく、北大のキャンパスで2つばかりなかなか立派などんぐりを拾ってきた。
葉っぱの雰囲気はどことなく遥か北の大地を思わせ、南国系の植物が多い我が家では中々貴重な一本。
撮り方によってはだいぶジャングル感がある。
東西南北の植物が入り混じったカオスなベランダとなった。
タープを外すと開放感があるが、視線が気になって半裸でうろうろしづらいのが欠点。
エビ養殖鉢に植えているハスの葉っぱが枯れてきた。
エビファーストで考えていたため、水質が変わりそうな追肥などはしなかったが、やはり花も咲かず葉っぱも小さくなってしまった。来年はもう少し構おうと思う。
めだか鉢は相変わらずのグリーンウォーターだが、めだか今の所生存している。
冬場を越せるかどうか、やや不安。
昨日は中秋の名月ということで、山登り中に採取したススキを飾ってみた。
月を見るつもりが、登山疲れと酔いで爆睡してしまった。
ススキは採取時はピシッと締まっていたが、家に帰るとフワフワになっていた。
生命の危機を感じて、種を飛ばそうとするのだろうか…
もう少しで紅葉シーズンなので、どんぐりも見守りたいと思う。