グアバ、サキシマスオウノキ発芽とココヤシ成長、忍び寄る冬
北海道ではもう雪が降ったということだが、大阪も朝晩は寒いぐらいになってきた。
早すぎるかと思ったが、いつも床で寝てしまう嫁のお腹が冷えてもアレなのでこたつを出してみた。
見事にこたつから離れられなくなりつつある。
もっちりウレタンのラグも注文してしまったので、尚更こたつの吸引力が増しそうだ。
植物がぐんぐん育つ夏が好きだが、いざ秋冬が来るとなるとキーンと冷える朝が待ち遠しい。
少し前にグアバが発芽した。
果実から採った種を、ぬめりを少し取ってから水に数日浸して、いつもの野菜の土に植えたところ、ほぼ発芽した。
勢いがすごい。すごすぎて土が盛り上がり、根っこが乾燥しそうですこし焦った。
貴重なグアバなのでいくつかの植木鉢に分散させた。冬を乗り切れるだろうか。
そしてサキシマスオウも発芽した。いやーよかった。
本当に皮むき作業が大変で、(ほとんど嫁がやってたけど)こんなにがんばったのに発芽しなかったらと思うと夜も眠れなかったのだ。
しかしこの秋口に発芽する感じ、本当に南の島の植物だなと思った。
冬が寒い地方の植物は、新芽は冬に耐えられないのを知っていて、寒い期間が続いた後に温度が上がらないと発芽しないようになっているものも多い。
自宅で夏場などに発芽させるには、1〜2ヶ月冷蔵庫に入れないといけないものもある。(ギガントセコイアとか)
このサキシマスオウはこれから寒くなることを知らないに違いない。
のほほんと平均気温15度ぐらいで過ごすつもりなのだ。
仕方ないから室内に取り込まねばなるまい。
ココヤシもにょきにょきと伸びてきて、ネギをぶっ刺したようになっている。
ネギを刺したんだよと言っても信じてもらえそうな一枚。
川砂の上に置いているだけなので、油断するとすぐに乾燥してしまう。
根っこが出てきたらもう少し深い鉢に植え替えるべきだろうか。
先日誕生日だったので、嫁がハリネズミの針部分がコケになっているやつをくれた。
胴体部分は多分真鍮か何かでできている。
せっかくなのでココヤシの上に乗せたら意外とバランスが良い。
前々から楽天市場で狙っていたのだが、そこそこのお値段がするので躊躇していたのを嗅ぎつけたようだ。
少し乾燥して色が淡くなっているが、ここで山で採ってきたコケなどを育てても面白いかもしれない。
ベランダの木も少し色づいてきた。
これは…何だろう。ハナミズキか山桜かそんな感じのやつだった気がする。
名札が失われて、由来不明の植物が多い。
愛でようにも名前がわからないと今ひとつ愛でづらい。
こちらはクヌギだが、葉っぱを落としてすでに冬に向けて休眠体制になった。
しかし紅葉はあまりせず、枯れるように葉っぱが落ちてしまった。
まあつぼみもあるし、本当に枯れる時は葉っぱもくっついて萎れてくるので、おとなしく来年の春を待とうと思う。
意外とカナブンか何かの幼虫が根っこ痛めているのかもしれない。
植え替えの時にたまに出て来るが、大人になってから見るとギョッとする。
正直あまりお目にかかりたくないし、見つけるとお尻のあたりがゾワゾワする。
マングローブも今の所元気だ。我が家の希望の星、唯一のオヒルギもすくすく育っている。霧吹きするときもなんとなく贔屓にしてしまう。いかんいかん。
グロッソスティグマもこれはほぼ絨毯と言っていいのではないだろうか。
LED集中攻撃で順調な成長をみせている。いろんなブログを読んでみても、植物に合わせた波長とかは関係なく、結局光の量やでという人が多い気がする。
室温、湿度、光量の調節でなんとかこの冬をのりきりたい。
電気代がすごいことになりそう。