マングローブをめだか鉢にぶちこむ
昨年はカヤックからのキャッチがほとんどで新鮮なものが多く、発芽率は極めてよかった。
今年は砂浜で拾ったものも多く、すでに虫食いのような穴が開いているものもある。
発芽率はあまり期待できないかもしれないが、長年夢だっためだか・エビと共生させたマングローブ環境を作るべく頑張った。頑張りすぎて次の日風邪をひいた。
なんだかごちゃごちゃしているが、一応できあがった。
ホームセンターで購入しためだか用のプラケースに、めだか用の底土1L+水草用の底土3Lを入れた。
土の量に特に深い理由はなく、今回は水草も育てたいということと、土が多い方がなんとなく濾過微生物が多くなり水が綺麗になりそうな気がするということでざぶざぶ入れた。
マングローブの植木鉢は底に軽石、その上に腐葉土をちょこっと入れてマングローブが刺さる部分は川砂を入れている。根っこが伸びたら栄養分に届くと想像している。
我ながら、栄養豊富な西表島の川の環境を再現できたのではと満足した。
水草はチャームのおすすめ水草セット5本とヘアーグラス、グロッソスティグマというやつを植えてみた。グロッソスティグマはかいわれみたいな状態で届き、一本ずつバラしてはピンセットで植えるという苦行で、ここでだいぶ腰をいわしたと思う。
しかし日が経てばかいわれが根付き、もしゃもしゃとした草原になるらしい。
余ったのでマングローブの鉢にも植えてみた。悪影響がないことを祈りたい。
屋外のめだか鉢は、自然の風などで酸素が取り込まれるのでブクブクはしなくていいというセオリーがあるらしい。それに従って、かつベランダにコンセントがないためブクブクは使用したことがなかった。
今回は初の屋内なのでチャームで安いブクブクを購入してみた。が、エアレーションが強すぎる上に調節不可であった。(高いものなら調節できるのかは知らない)
仕方がないのでバケツの中で苔むしていたサンゴの死骸を上に乗せ、流木・マツモでカバーした。全体の循環として良いのかどうかは不明だが、ブクブクが強すぎるとエビが死ぬらしいのでこれで良しとした。
照明を照らしている間は水草が酸素供給してくれると期待している。
虫が繁殖しないよう、楊貴妃めだかを3匹投入した。黒めだかだとどうも見えづらく、オレンジ色の楊貴妃めだかは見応えがあるように感じる。見ていて飽きない。
しかし見すぎるとまた腰が痛くなる。
あとはすでにベランダで繁殖していたミナミヌマエビ、タニシを投入した。
エビ達は唐突に広いところに移されて困惑していたようだが、しばらくするとサンゴ・マツモに付着していたアオミドロをツマツマし始めた。
水草、生体は全く西表感がなくなったが、見た目はきれいになったのでこれでよしとする。
来年はカヤックからのマングローブキャッチを頑張ろうと思った。
昨年拾って外で育ていていたマングローブも取り込んだ。
こちらはシンプルに腰水につけるという男らしいレイアウト。
妙に傾いているが、先日の台風21号の強烈な南風で傾いてしまった。
電柱やら大木が折れていたぐらいなので、この程度で済んで良しとした。
根が痛むと一気に枯れるので、かなり心配だが。
腰水には余ったセイロンベンケイを水耕栽培している。
もともとは石垣島の農園でグラバフラッペを食べた際に、たまたまレジ横で売っていて購入したもの。驚異の生命力で一時期我が家のベランダを席巻していた。
こう見ると胎生種子からは15cmほど伸びている。
支柱根を出すのが夢だが、栄養たっぷりの自然界でも10年近くかかるらしい。
もはや沖縄に引っ越した方が早い気がする。